大自然のいとなみにふれ、ふるさとを見つめ直しました。ジオパークは自然がつくり出した“大地の公園”。富山県では、北アルプスから富山湾を結ぶダイナミックな自然環境が学べる地形として、立山・黒部が日本ジオパークに認定されました。そこで5年生がジオパーク探検隊として立山カルデラを見学。そこには160年前の大地震で崩れた山の土砂が大量に残り、平野へ流れ出さないよう、砂防えん堤をつくる工事が100年以上続いています。自然の荒々しさを感じながら、暮らしを守る人たちの努力を知りました。 |
【 事前授業 】
- 立山カルデラ砂防博物館
丹保 俊哉 さん
ジオは大地と地球。パークは公園。
この2つをくっつけたのがジオパーク。
大地と地球の公園、遊び場… 楽しそうなひびきですね。
【 ジオパーク探検隊 出動 】
いよいよ探検隊出動!いざ立山カルデラへ、常願 寺川の上流をめざし、まずは中流にある大きな石 を見学。昔おきた洪水で上流から運ばれてきた石 で、川の力のすごさを感じました。 |
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●六九谷展望台
土砂が流れ出さないよう、せき止めるのが砂防えん堤です。
●砂防えん堤
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●立山温泉跡地
お風呂は当時としては珍しいおしゃれなタイルばりでした。
●どじょう池
温泉客にふるまうごちそう用のどじょうを池に放したことから、この名がついたそうです。
●天涯の湯
- 5年担任 野村 信介 教諭
知らなかった立山カルデラを見て、子どもたちは富山の自然やジオパークを体感できたと思います。
- 平野の暮らしを守るいろいろな工夫がすごかった!