みんなの心にきざまれた自然の豊かさ、命のはかなさ。上中島地区を流れる角川に親しみ、そこにすむ魚たちを育てることで、身近な自然の豊かさを知ろうと、5・6年生17名がプロジェクトに参加しました。ウグイ、タカハヤ、トウヨシノボリ、絶滅危惧種のスナヤツメなど、角川でとった生きものたちを飼育し始めましたが、水そうそうじなどちょっとした変化で魚が死んだり、砂にもぐっていたスナヤツメがいなくなったり…。命とふれあう楽しさと同時に、飼育のむずかしさ、命のはかなさを心にきざみました。 |
【採取】
プロジェクトをサポートしてくれる魚津水族館の 不破さん・斎藤さんと、8月に角川で生きもの採 取をしました。 |
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アジメドジョウか!?と思ったら、絶滅危惧種に指 定されたスナヤツメでした。小さいときは砂にも ぐって生活していて、水そうで育てるのはむずか しいそうです。 |
スナヤツメ |
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とった魚は学校へ持ち帰り、本格的な淡水魚飼育専 用の水そうにいれました。いよいよ魚の飼育がスタ ート!ところが10月になり、水そうの魚に異変が おきました。 |
【不破さんの出前授業】
ウグイなどはじゅんちょうに成長しているのに、底の砂をさらってもスナヤツメがいません。出前授業のと きに不破さんと、生きているか確かめようとしましたが姿を現しませんでした。 |
- スナヤツメは、生きていますか?
- 川では、しんどうを与えると魚が出てきます。
水そうでもトントン…とやってみよう。
【発表会】
ウグイやタカハヤなどの飼育や、その天敵・モクズガニの脱皮を見たこと、そしてスナヤツメがいなくなったことなど、約半年間の学校水族館のようすを発表し、水環境を守ろう!とみんなに呼びかけました。 |
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