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はるかな時をこえて、大地のふしぎに出会う。
みんなが暮らす富山県の地形は、どのようにしてできたのだろう?南砺市立上平小学校の6年生は、地元・南砺市の地層の中にひそむ「石」に注目しました。はるか昔、富山県は中国大陸の一部だったと知り、証拠となる石を、ジオパーク探検隊として探しに行きました。実際に2500万年前の地層から石を発見!古代の富山にいたナウマンゾウや恐竜などの生きものについても学び、富山の大自然のふしぎにせまりました。■事前授業


富山大学の相馬先生の事前授業で、約2億年前、富山は中国大陸の一部だったと教わりびっくり!富山県誕生のヒミツを伝える石を探しに行くことになりました。

富山大学名誉教授 相馬 恒雄 先生
中国大陸が割れて、日本列島が太平洋の方へ動いて、現在の日本海ができたんだよ。
中国大陸が割れて、日本列島が太平洋の方へ動いて、現在の日本海ができたんだよ。


■探検へ出発


富山市科学博物館 藤田 将人 さん
刀利ダムでは富山が大陸だった証拠の石、城端ダムでは日本海が誕生したころにできた石の中にある宝石を探そう!
刀利ダムでは富山が大陸だった証拠の石、城端ダムでは日本海が誕生したころにできた石の中にある宝石を探そう!
■刀利ダム

刀利ダムにある約2500万年前の地層の中に、その石があることが、富山が大陸の一部だった証拠です。

これはオーソコーツァイトだね!細かい石英のつぶでできたきれいな石です。



■城端ダム

その中に光る月長石を見つけることができました!

月長石は、月明かりのように青白く光ります。大きくても2〜3mmなので、がんばって探してください。




光ってる。
■富山市科学博物館


富山では恐竜の歯の化石も見つかっています。最初に発見したのは私です!

中国大陸でできた石が富山にあることがわかり、すごくおもしろかったです。

6年担任 竹原 昇 先生
岩石の中の小さな宝石を見つけたときの、子どもたちの目のキラリとした輝きこそ、まさに宝石のようでした。
岩石の中の小さな宝石を見つけたときの、子どもたちの目のキラリとした輝きこそ、まさに宝石のようでした。