2016水みらいプロジェクト チャレンジ学校水族館ジオパーク探検隊
津沢小学校 東加積小学校 石田小学校 上中島小学校 大庄小学校
小矢部市立津沢小学校

みどりの水草と、きれいな川を守りたい。

川の中で育つ水草って、どんな植物だろう?
4年生が水草について学ぼうと、まずは自分の水草水そうを作って観察しました。さらに、もともと日本で生育する在来種と、外国から来た外来種を育てて、気づいたさまざまな問題を調べ、川の環境を守る大切さについて考えを深めました。

■水草水そうを作ろう・1

水草には、いろいろな種類があります。水草水そうを作るために用意されたのは、県内の川に生育する7種類の水草。自分が気に入った水草を、それぞれのビンに入れました。

みどり色がきれいな 水草を選びました。かれないように大切に育てたいです。
もっともっと大きく育てたい。このビンの天じょうに、とどくくらい大きく!

自分だけのビンの水そう“ボトル・アクアリウム”ができました。

■水草水そうを作ろう・2

家へ持ち帰り、観察を続けていた水草水そう。水草の下の方が茶色くなった人が多くいましたが、心配ないとわかって安心しました。

富山県中央植物園 川住清貴さん
かれているかどうかよりも、水草のようすから何を考え、どう工夫するかが大切です。


在来種と外来種の水草のちがいを知るため、それぞれ別の水そうで育て始めました。

4年2組担任 水口恭子教諭
水草を育てることで自分も楽しめることや、命の成長をうれしく感じられることを学んでほしいですね。

■授業参観で発表


水そう飼育を始めておよそ2ヵ月。班ごとにテーマを決めて、育てながら気づいたことを調べ、観察の成果を家族の前で発表しました。

保護者
生きものや植物を大切にする気もちが、大きくなったのではないでしょうか。
在来種がなくならないよう、日本の川に外来種の水草をふやさないことが大切です。
川の環境を守るために、ゴミなどをひろって、水草が育ちやすいようにしたい!

今回のチャレンジのおかげで、自分のまわりの水草や川のようすを、関心をもって見るようになりました。