ありのままの自然にふれ、水の力を実感。
授業で流れる水のはたらきについて学んできた5年生が、実際に常願寺川へ行き、流れの早さや水の力を調べました。まず川をさかのぼり、称名滝が山をけずる力を目の当たりにしました。その後、流れの速さをはかりながら下流へ…。中流では立山から流されてきた巨大な石におどろき、水の力のすごさを実感しました。■事前授業
昔は常願寺川が“あばれ川”だったことや、立山カルデラから流れ出た土石流が大庄小の近くまで来たことを教わりました。
石の大きさや形・もよう、上流や中流の流れの速さなど、いろいろ実験して調べたい。
常願寺川の地形が変わっていると知ったので、今のようすを自分の目で確かめたいです。
■ジオパーク探検隊 出発
「行くぞー、オーッ!」常願寺川の上流めざして、いよいよジオパーク探検隊出発です。
称名滝の右上の山が大きくくずれ、茶色くなっていました。滝にけずられて、山の形は変わり続けています。
■称名川の河原で実験
流れの速さをはかる実験をしましょう!10mのひもがついたあきかんを川に落として、流れるのにかかった秒数を数えよう。
流れの強さもはかりました。流れがゆるやかだと100gほどですが、流れが速いところは1kgまでいきました。
■大場の大転石
150年前の地震で立山から流されてきた“大場の大転石”を見た後、中流の速さをはかり、石や砂も観察しました。
あんなに大きくて重い石を、立山から30km以上も運んできた水の力はすごい!
■中流での実験
上流よりも川幅が広いとおもいます!
小石が上流よりもいっぱいある!
■富山市科学博物館
常願寺川には10種類の石があります。
富山市科学博物館で、自分たちが集めた石の種類について調べました。
富山市科学博物館で、自分たちが集めた石の種類について調べました。
常願寺川の石や、流れなど、いろいろなことについてもっと調べてみたいです。
丹保さんのお話しで川の流れ方がよくわかり、とてもよい1日になりました。