生きものたちが教えてくれた命の大切さ。
初めて川に入ってつかまえた生きものの飼育に4年生がチャレンジしました。いろいろな魚たちや、アメリカザリガニも、水そうで育て始めましたが、次々と死んでしまいました。エサのあたえ方や、水のとりかえなどを工夫すると、魚たちは元気に…!命を育てるむずかしさを感じて、きれいな環境を守りたいという思いが強くなりました。■郷川での生きもの採取
学校近くの郷川で、小魚やエビ、ヤゴなどのほか、きれいな水にすむアブラハヤやトウヨシノボリも見つかりました。
こんなにいるとは思いませんでした!
魚津水族館 不破光大学芸員
郷川は石も草もいっぱいで、魚がかくれる場所が多く、さまざまな生きものが、すみやすい環境です。
郷川は石も草もいっぱいで、魚がかくれる場所が多く、さまざまな生きものが、すみやすい環境です。
もともと郷川にいないはずの外来種のアメリカザリガニは、別の水そうで、ほかの魚も何匹か入れて育てることにしました。
4年1組担任 佐渡雄太教諭
生きものの命の大切さ、育てる大変さを実感しながら、いろいろなことを学んでほしいと思います。
生きものの命の大切さ、育てる大変さを実感しながら、いろいろなことを学んでほしいと思います。
魚の住みやすい環境をつくってあげたいです!
■飼育相談会
魚津水族館の不破さん・齋藤さんに育て方を相談しました。アメリカザリガニが死んだ魚を食べた後に死んだのは、水のよごれが原因かも…。きちんと水をかえよう!。
川でつかまえたとき、魚のからだにキズがつき、そこがかびて病気になることもあるそうです。
どの魚も元気に育つように、魚の大きさによってエサを使いわけたり、水の塩分をふやすと魚のキズが早くなおることも教わりました。すごくいいことがわかった!
■学習発表会で発表
学習発表会では、飼育の苦労や工夫を発表!クイズを楽しんでもらいながら、川の環境を守りたいという思いをしっかり伝えました。
保護者
生きものの育て方について、みんなほんとうにくわしくなったと思います。
生きものの育て方について、みんなほんとうにくわしくなったと思います。
うまく発表できました!今まで育てた魚について、家族や地域の人に伝えました。
自分が工夫してがんばると、魚も元気に育ってくれる。みんなのがんばりが命を守ることにつながると感じられたと思います。