身近な川が教えてくれた自然の豊かさ。
広がる田園の中を流れる大岩川。学校からおよそ300メートルの身近な川の生きものについて学ぶ学校水族館づくりに4年生11人がチャレンジしました。ちょっと苦労しながらも、つかまえた生きものを学校の水そうで育てました。毎日観察日記をつけ、みんなで意見を出し合って取り組み、ふるさとの川にすむ生きものの豊かさや大切さを知りました。■生きもの採取
魚津水族館の不破さんに教えてもらい、生きもの採取に挑戦!やる気いっぱいですが、ふだん川ではあまり遊びません。うまくとれるかな?
はじめは、なかなかとれませんでした。みんな少しずつコツがわかってきて、見たことのない魚もとれました。
魚津水族館
不破 光大 学芸員
大岩川は魚はちょっと少なくて、深いところもあれば、石がつまっていたりして、魚はとりにくいですね。
アブラハヤ、タカハヤ、カジカ、トンボのヤゴなど、いろいろな生きものを楽しくとることができました。なかには絶滅のおそれがあるスナヤツメもいました。
米井 和代 教諭
大岩川に来ることを、みんなとても楽しみにしていました。きょうは子どもたちの笑顔がたくさん見られました。
魚津水族館
齋藤 真里 さん
水族館でも飼育がむずかしい魚は、川に逃がしてあげましょう。
■飼育
毎日エサをあげ、どの魚がどのように食べたかなど、当番を決めて日記をつけ観察しました。水そうにはカニが新しい仲間としてふえました。
エサをちゃんとあげて、魚が元気に生きられるように育てたいです。
魚をとるのが楽しかったです。
■学校水族館に向けて
■学校水族館
みんなで話し合い、見に来た人が楽しめるくふうがいっぱいの学校水族館になりました。水そうの生きものを見る下級生たちに声をかけて説明したり、おりがみコーナーも大人気!予想以上の多くの人でにぎわいました。
3年生
家でも育ててみたいと思いました。
3年生
魚のことがよくわかり、おりがみコーナーも楽しい!
水そうのそうじをまたがんばろうと思います
おりがみをやりたい人が多くいたのでうれしかった!
■発表会
なやんだり考えたりしながら、これまで力を合わせて飼育にチャレンジしてきたことを、11月の学習発表会で発表しました。
ちょっと緊張します。