小さな命と出会い広がる自然への思い。
“学校水族館をつくろう”をテーマに、5年生が身近な自然や生きものにふれて、さまざまなことを学びました。協力して川の生きものをつかまえることから活動スタート。魚津水族館を見学してわかったことを、自分たちなりに生かして、楽しみながら学べる学校水族館をつくりました。見て知ったこと、育てて感じたことを伝え、環境や命への思いがさらに広がりました。■生きもの採取
10月、たくさん生きものをつかまえようと、みんな元気よく学校近くを流れる油川へ行きました。岸がコンクリートでおおわれていて、川にすんでいる魚は少ないかも…?
魚津水族館
不破 光大 学芸員
やはり魚はちょっと少なく、昆虫が多いです。
魚をねらうのはむずかしいかと思われましたが、およそ1時間でカワヨシノボリやニシシマドジョウなど、いろいろな生きものをとることができました。
いえ〜い!
藤井 良浩 教諭
子どもたちがいきいきと魚をとっているのを見ると、いいなと思いますね。
渡利 哲朗 教諭
仲間と協力し合い自分を高めていく、そんな姿を期待しています。
■飼育
油川でとった生きものは学校の水そうに入れ、みんなで協力して世話をして大切に育てます。
魚たちを健康に、しっかり育てていきたいです。
魚が水そうになれるよう、もっと環境をよくしたい。
■魚津水族館へ
魚津水族館を見学して、学校水族館づくりのヒントをさがしました。飼育のたいへんさや見せ方のくふうなどがわかりました。
いろいろ見て学べる、とてもよい機会になりました。
魚がもともといた場所を再現できるようにがんばりたい。
■第1回学校水族館
第1回オープン日には多くの保護者が来てくださいました。よりよい第2回をめざして話し合いました。
保護者
家でも大沢野の身近な自然の話をしてくれますよ。
保護者
よくここまで調べたと思います。いい経験になったでしょうね。
クイズを出したら、来る人がもっと ふえるかも…
水そうの石の置き方に気をつけたい。
■第2回学校水族館
つかまえた魚を紹介する手作りパンフレットを用意して第2回のオープンです。見に来てくれたみんなは目をキラキラさせて楽しんでくれました。
おもしろかった!
楽しい~!
作った私たちも、すごくうれしかった!
みんなが楽しんでくれて、やってよかったと思いました。
渡利 哲朗 教諭
自分たちの思いを伝えようと、みんなほんとうによくがんばったと思います。
■発表会
油川の水や石を使って川の環境を再現するコーナーがふえた学校水族館。その見どころや魚それぞれの特徴など、劇やクイズで伝えました。
クイズの正解は…水族館に来てからのお楽しみに~!
え~~