2013水みらいプロジェクト チャレンジ学校水族館

あさひ野小学校 大久保小学校 古里小学校 大門小学校 富山大学人間発達科学部附属小学校 ジオパーク探検隊

●富山市立古里小学校

 

川と生きものたちのつながり、もっと知りたい伝えたい。

富山市の南西部にある古里小学校から参加したのは4年生33人です。辺呂川は婦負の山あいから流れ下って古里地区をうるおし、山田川と合流する5kmほどの短い川。長年、人々のくらしを支えてきた“いのちの川”で、生きもの採取をしました。川にはヨシノボリやウグイ、スナヤツメなど、きちょうな生きものたちがいっぱい!学校の水そうで、魚たちはじゅんちょうに育ちました。ほかの学年のみんなにも見てほしい、生きもののとくちょうを伝えたい…。いろんな思いをもって飼育や調査に取り組み、きれいな辺呂川を守ること、そして命の大切さを学びました。



学校から500mほど離れた、辺呂川にかかるやまぎし橋の下流で、まちにまった生きもの採取を行いました。なにがとれるかな!?
 
齋藤 理 教諭
2年前にも4年生が辺呂川でたくさん魚をつかまえました。そのときはつかまえられなかった魚もとれたらいいですね。そして川と思いきりふれあってほしいと思います。


ウグイ

スナヤツメ
ヨシノボリや大きなウグイ、スナヤツメなど10種類以上の生きものがとれました。
自然ゆたかな辺呂川は“生きものたちの園”でした。
 

水そうの中で魚たちは大きく育ち、
飼育作業にもだんだんなれてきました。
発表会へむけて、調査や研究の テーマを
ミーティングで話し合いました。



魚津水族館の不破さんに応援してもらいながら、発表の準備を進めました。
アブラハヤとタカハヤの見わけ方や、辺呂川はきれいな川かどうかなどおしえてもらいました。

魚津水族館 不破 光大 学芸員
スナヤツメは富山県でも少なくなって、もういなくなった川がたくさんある。きれいな川にしかすめないスナヤツメがいるということは、辺呂川はきれいな川だといえるね。



発表会は少しきんちょうしましたが、水そうの生きものや、辺呂川の環境について調べて学んだ成果を力いっぱい伝えました。