深海について学びを深めた小中学生が、工夫を凝らしたプレゼンを披露!深海研究スーパーキッズ育成プロジェクト「成果発表会」を開催しました

2025年2月1日 【日本海交流センター】

一般社団法人とやまミライラボは、「深海研究スーパーキッズ育成プロジェクトin富山湾」の「成果発表会」を2月1日(土)に実施しました。これまで深海について学びを深めてきた子どもたちは、それぞれテーマを決めて研究してきたことの成果を披露してくれました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

イベント概要

内容 深海研究スーパーキッズ育成プロジェクトin富山湾 成果発表会
日時 2025年2月1日(土)
場所 日本海交流センター(富山県射水市)

成果発表会が開会!!

8ヶ月間の集大成ともいえるこの日。子どもたちはかなり緊張した様子でしたが、司会者や富山住みます芸人・吉田サラダさんに緊張をほぐしてもらい成果発表会に臨みました。
発表を審査するのは、日本財団 海洋事業部 中嶋竜生部長、株式会社ウオー 中川めぐみさん、株式会社ウサギ 高橋晋平さんの3人。
家族や関係者、そして、一足先に研究発表を終えた駿河湾の深海キッズたちが見守ります。

工夫を凝らしたプレゼンテーションに会場もビックリ!

発表は、発光生物や海洋深層水についてなど専門的な内容ですが、動画やジオラマ、模型に絵本、さらにはラーメンまで!それぞれが工夫を凝らし、分かりやすく伝えました。専門的ながらも、おもしろく親しみやすい内容で会場では時折、笑い声や感嘆の声も聞かれました。
駿河湾のキッズからも「富山湾のキッズはいろんなものを作っていてすごい!」「私と研究内容は同じなのに、全然違う発想で驚いた」などの声が。
審査員も「着眼点が素晴らしい」「こういう子たちが未来を作る!」と大絶賛する場面がありました。

大賞はタナカゲンゲを研究した中西瑠煌斗さん!

映えある深海研究スーパーキッズ大賞に輝いたのは、通称“ばばあ”と呼ばれる深海魚・タナカゲンゲに関する発表を行った中西瑠煌斗さん。解剖したり、うろこについて調べただけでなく、その魅力を広める方法として定食にすることを提案し発表しました。審査員からは、「難しいテーマを一般の人にも身近に感じられるように工夫している」と評価されました。

優れた成果発表には賞が贈られました

素晴らしい発表を終えた子どもたち。「深海研究スーパーキッズ大賞」をはじめ、4人にそれぞれ賞が贈られました。
子どもたちからは、「学んだことをプレゼンで表現できてよかった」「このプロジェクトを通じて、自分だけでは出来ないことに挑戦できた」などの声があがっていました。

ー発表テーマおよび受賞者は以下のとおりー
大津悠佳さん 「海洋深層水はどうして作られているの?」
宮城華さん 「富山湾の「毒」水槽を作れ!」 ★さかな愛賞
坂本六花さん 「絵本で発信!発光生物の魅力」 ★海と日本プロジェクト賞
加古理裕さん 「見える化してみる!三大深湾富山湾の地形と深海生物」 ★アイディア豊富賞
吉野凜さん「腸は超すごい!ー理想の深海魚図鑑ー」
越桐春馬さん「僕のオリジナルラブカ」
中西瑠煌斗さん 「ナンダと!ばばあの観察⁉~身近な深海魚~」 ★深海研究スーパーキッズ大賞
竹田柚衣さん「一石五鳥!?深海の新たな可能性」
奥田顕光さん「深海魚ラーメン~最高を求めて~」

団体概要

団体名称 一般社団法人とやまミライラボ
URL https://www.bbt.co.jp/toyama-mirailabo/zaimu/
事業活動の概要 富山県の豊かな海を未来に残すため、海と人をつなげる活動や子どもを中心とした海洋教育を推進。また、海洋ごみ削減のために富山市と連携した取組みなど。

主催:一般社団法人とやまミライラボ
共催:日本財団 海と日本プロジェクト

お問い合わせ

深海研究スーパーキッズ育成プロジェクト事務局in富山湾

〒939-8550 富山市新根塚町1-8-14 富山テレビ放送 企画戦略室内(担当:谷川、蟹谷)
TEL:076-492-7146(9:30-17:30 ※土日祝除く)
Mail:shinkaikids@bbt.co.jp