番組審議会概要

富山テレビでは、放送番組の適正を図るため番組審議会を置き、番組等に関して委員の意見をお聞きしています。また、「BBTスクランブル」(今月は30日あさ5:05~5:15)内で、番組審議会の様子をお伝えしています。


今回の審議番組 (令和7年3月13日開催)

BBTドキュメンタリーズ ウイスキーに魅せられて

令和7年2月22日(土) 午後4時55分~午後5時25分


砺波市の若鶴酒造5代目・稲垣貴彦(いながき・たかひこ)さんは、1952年からウイスキーづくりを続ける三郎丸蒸留所を受け継ぎ、国内外に熱心なファンを増やしている。
今や日本のウイスキーの輸出額は500億円規模に拡大し、国内の蒸留所の数も100カ所に迫る勢いで増加する活況ぶり。
販路拡大、そして日本のウイスキーの魅力を伝えるべく、国内、海外を飛び回る稲垣さんの日々を追った。


出席委員(敬称略)

委員長 :松田英昭

副委員長:岡本有紀子・加古佳子

委員  :石﨑大善・髙野吉寿・林政義・藤井公嗣


BBT出席者

中西代表取締役社長・滝澤代表取締役副社長・堀田報道制作局長・小島報道制作局次長・前田ディレクター・伊藤編成部副部長・砂原編成局長兼番組審議会事務局長


感想

  • 稲垣さんのウイスキー作りに取り組む挑戦の様子が、先人へのリスペクトと合わせて良く伝わってきた 。
  • 番組冒頭のウイスキーの色彩や、老舗バーの風景などの映像に加え、BGMや、樽の栓をあける音など、非常に好感が持てた。
  • 若くして道を究めようと奮闘する人を描いた点は非常に良かった。今後もこのような番組制作を望みたい

意見

  • 事業を60倍に拡げられた苦労や、いかに勉強を積んできたかなどを知りたいと思った。そこを描く事で視聴者の共感を呼べたのではないか
  • 模造品が流通している問題を述べる場面の映像が相応しくないと思えた。番組の長さも考慮した上で、人物のみに絞って描く手法もあったのではないか。
  • ウイスキーの金額を示していたが、当の蒸留所の製品が業界でどれくらいの位置にあるのか、座標が分かりにくく、表現に工夫が欲しかった。
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