放送局に必要なものとして、スタジオ設備や送信設備があげられますが、
テレビ中継車もなくてはならない重要な存在です。
BBTでは、番組の用途に合わせて迅速に現場から中継に対応できるように3種類のテレビ中継車を保有しています。
普段みなさんがあまり目にする機会の少ないテレビ中継車ですが、その機能と特徴をご紹介します。
SNG車
突発的な事件事故は、いつどこで起こるかわかりません。たとえば山間部での中継や、中継現場の状況がわからない場合に登場するのがSNG車です。現場から中継するには、本社までマイクロ波の伝送が出来なければいけませんが、往々にして、災害現場は山間部など、マイクロのルートの確保が困難です。SNG車は、放送衛星(南東方向、仰角45度)を経由して映像や音声をBBTやFNS各局まで送り届けることが出来ます。南東の空の方向に障害物が無ければ、どこからでも中継することが可能です。
SNG車の設備は、ワンマンオペレートができるように設計されていて、衛星の自動捕捉やカメラ調整などワンタッチですばやく行えるようになっています。
FNS系列では各局がSNG車を保有していて、災害時にSNG車を相互に応援出動させることで、迅速なニュース報道に役立てています。<主な運用歴>
『めざましテレビ中継』
『能登半島沖地震』中継応援
『中越地震』中継応援
『東日本大震災』中継応援 他
中型中継車
BBTでは、スポーツ中継や公開収録の番組制作などに中型中継車を使用しています。 なぜ呼び名が「中型」かというと、この中継車が中型自動車免許で運転可能であるからです。ちょっとこじつけですが・・・。中継車内の設備は細部にいたるまで軽量化することで、中型自動車免許で運転できるため、機動性や中継車の効率的な運用が可能となっています。
この中型中継車はカメラを最大で8台までコントロールできます。
また、テロップ送出システムやマルチチャンネル収録対応ビデオサーバーも装備しているため、スタジオ制作と同じように中型中継車内で完全パッケージ番組の制作ができるようになっています。



また、BBTのデジタル放送は8チャンネルなので、外装のロゴも8チャンネルに合わせて、ナンバーも 8888 !
ちょっとこだわりました。
<主な運用歴>『バドミントン日本リーグ中継』
『春高バレー県大会決勝』
『カターレ富山(ホームゲーム)中継』
『北陸オープンゴルフトーナメント』 他
音声中継車
中継を行う上で音声はなくてはならないものですが、中継現場によっては音声ミックスをする最適な環境をつくるために専用のスペースを必要とすることがあります。音声さんはこだわり?を持った人が多いため、このようなニーズに応えるために製作したのが音声中継車です。音声中継車の設備には、光ジープシステム(ライトワインダー)を採用しているため信頼性が高く、中継時のセッティング時間の短縮にも効果を上げ、Jリーグのカターレ富山戦中継などで中型中継車とドッキングして威力を発揮しています。
<主な運用歴>『バドミントン日本リーグ中継』
『春高バレー県大会決勝』
『カターレ富山(ホームゲーム)中継』
『北陸オープンゴルフトーナメント』 他
