番組審議会概要

富山テレビでは、放送番組の適正を図るため番組審議会を置き、番組等に関して委員の意見をお聞きしています。また、「BBTスクランブル」(今月は26日あさ5:05~5:15)内で、番組審議会の様子をお伝えしています。


今回の審議番組 (令和7年1月16日開催)

ライブBBTスペシャル「命と未来をまもる~能登半島地震から1年~」

令和6年12月31日(金) 午後3時30分~4時50分


元日に発生した能登半島地震は、富山県内で観測史上最大の震度5強を観測しました。
番組では、能登半島地震から明日で1年を迎える大晦日に1年を振り返り、現状と復旧復興に向けた課題を検証しました。


出席委員(敬称略)

委員長 :松田英昭

副委員長 :加古佳子

委員  :河上めぐみ・石﨑大善・林政義・藤井公嗣


BBT出席者

中西代表取締役社長・滝澤代表取締役副社長・石田取締役・堀田報道制作局長・小島報道制作局次長・秋本報道制作部副部長・伊藤編成部副部長・砂原編成局長兼番組審議会事務局長


感想

  • 壊れた家屋の解体を誰が担うか、液状化した地盤をどう直すのか、課題が山積みの一方、住民の流出が止まらない事態の深刻さが伝わってきた。
  • 地震から1年が経った現状、この間の動きなどがしっかりと伝わってきた。一方、復興に向けて行政が担う事と住民自身が担う事の整理が必要と感じた。
  • 海底地すべりの現状は、2箇所を比較するなどしており、良く分かった。海底はふだん見られないものだけに、番組で扱っていた事は意義があった。

意見

  • 生放送である理由が伝わらなかった。神社が初詣客を迎える準備をしている様子などはレポートで紹介されたが、生の住民の声をもっと伝えられたのではないか。
  • 色々な地域で取材をしているのだが、地名スーパーが出ても他との違いが伝わらず、同じような内容を繰り返し見せられているような印象を受けた。
  • 災害に備えた食料や物資などスタジオで紹介されていたが、詳しく内容にふれていない。視聴者が知りたいのはそういうことではないか。
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