カルナバル・ファンタジア

作・演出／竹田悠一郎

アルゼンチンのグアレグアイチュで行われるカルナバルを舞台に繰り広げる、パッショナブルなレヴュー作品。
カルナバルへの期待に胸を高鳴らせるチーム“Tiara Azul（青色のティアラ）”のダンサー達は、祝祭の始まりと共に熱狂の渦に包まれていく。カルナバルで出会い、運命の恋に身を委ねる恋人達……。今、この瞬間を生き、歌い踊り続ける人々の姿を舞台上に鮮やかに息づかせると共に、エネルギッシュな星組生達の魅力を余すところなく披露する、熱狂のカルナバル。
この度は、新生星組の新たなトップコンビの誕生を、『Tiara Azul －Destino－』から1年後のカルナバル当日を舞台とした物語として再構成し、新たに『Tiara Azul －Destino－II』としてお届けします。 　

宝塚歌劇団 星組

＜主演＞暁千星、詩ちづる

広島県出身。2012年4月『華やかなりし日々』で初舞台。2013年2月、月組に配属。
2014年『明日への指針』で新人公演初主演。
2017年『Arkadiaーアルカディアー』で宝塚バウホール公演単独初主演。
2018年『エリザベート』では役替わりで皇太子ルドルフとエルマー、新人公演で主人公トートを好演。
2021年博多座公演『川霧の橋』では身を持ち崩す大工の清吉を色濃く演じて新境地を拓く。
2022年『ブエノスアイレスの風』（日本青年館ホール／シアター・ドラマシティ）では主人公ニコラスが新たな生き方を模索する姿を魅力的に演じる。 同年5月、星組に組替え。2023年『1789ーバスティーユの恋人たちー』では革命家デムーランを情熱的に演じ、同年博多座公演『ME AND MY GIRL』では主人公である下町育ちの青年ビルと英国紳士のジョン卿を役替わりで好演。2024『R R RxTAKA"R"AZUKA~ √Bheem~』（アールアールアール バイ タカラヅカ ルートビーム）」では、ある使命を胸にイギリス警官となるインド人青年ラーマを精悍に演じ、同年『夜明けの光芒』（シアター・ドラマシティ／東京建物 Brillia HALL)では数奇な運命に翻弄される主人公ピップの心の機微を繊細に表現。
同年『記憶にございません！ートップ・シークレットー』では騒動に巻き込まれる首相秘書官•井坂を演じ、コメディー作品においてクールな存在感を示した。